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【転職歴6社目】②私のキャリア、転職回数、年収などについて

 

前回の記事では、リーマンブラザーズでの仕事は大変だったけれど、それなりに楽しい社会人生活を過ごせていたと書きました。

 

リーマンショック ~リーマンブラザーズの破綻~

 

しかしながら、そんな時期も長くは続きませんでした。そうです、リーマンショックです。まさか転職して1年程で自分の会社が破綻するとは想像もしませんでした。

 

もう10年以上前になりますが、あの朝は今でも思い出すことができます。あれは2008年9月の3連休最後の朝だったと思います。前日友人と飲んでいて、目が覚めたのは朝の9時頃だったでしょうか。目が覚めて携帯を見てみると、「うちの会社破綻したみたいですよ」というメールが会社の同僚から入っておりました。まさかと思いインターネットのニュースを見てみると、「リーマンブラザーズ破綻」の文字が目に入ってきます。その時の気持ちは正に「本当かよ・・・」という感じでした。ようやく転職できた金融業界で同僚にも恵まれていたのに、「また転職活動をしないといけないのか・・・」という気持ちになりました。

 

破綻した日は3連休最後の休日の月曜日でしたので、その週の初出社は火曜日です。どんな雰囲気なのかなとドキドキしながら出社をしましたが、会社中が大騒ぎというよりは比較的普通の雰囲気でした(経営層は大忙しだったのでしょうが)。その日以降、社員の携帯電話には人材紹介会社から物凄く頻繁に電話がかかってきました。リーマンブラザーズが破綻したことによって、日本法人で1,000人程度の従業員が転職マーケットに溢れる可能性があったわけですから、紹介会社からすれば願ってもないチャンスだったのではないでしょうか。

 

転職活動再開かと思いきや

 

私も電話がかかってきた人材紹介会社何社かと会いました。しかし私の心情としては本当に転職できるのかと不安な気持ちでいっぱいでした。リーマンブラザーズには優秀な社員が多くいたので、彼らが転職マーケットに溢れ出たら、ただでさえ転職回数が多く年齢も30歳を過ぎていた私がすぐに転職するのは難しいかな、という絶望にも近い気持ちになりました。「せっかく希望の会社に転職したのに1年でまた転職かよ・・・。同等の待遇の会社に転職するなんて無理だよな・・・」というのが正直な気持ちでした。

 

日本法人はどうなるのだろうという不安をかかえながらも、破綻後も引き続き出社する日々が続きました。そして破綻から1週間程度が経過した頃だったと記憶していますが、全社ミーティングが開催されました。そこで日本法人のCEOから、今後の方向性が決まったという発表がありました。それは野村證券がリーマンブラザーズのアジアとヨーロッパを買収するという発表でした。新聞にはいつ掲載されたか覚えておりませんが、社内では破綻から約1週間後に発表されていました。

 

野村證券に買収されると決まったことは、安心したと同時に何となくがっかりした気持ちがありました。当時は野村證券以外にも、いくつかの外資系証券会社も買収を検討しているという記事を見ていたので、個人的な希望としては外資系証券会社が買収してくれればいいなと思っていました。

 

野村證券が買収をしてくれたことで、雇用の不安はとりあえず無くなりました。これは非常にありがたかったです。外資の老舗と日系の老舗ということで、企業文化が上手く融合するのかという不安は会社としても従業員としてもあったと思います。特にリーマンブラザーズは外国人従業員が多かったので、彼らが上手く野村證券の文化に対応できるのかなと個人的にも思っていました。自分自身はというと、野村證券はネットなどで「ノルマ證券」と呼ばれたりしているので、正直どんなところなんだろうという不安もありましたが、同時に企業文化に関しては仕事をしていくうちに慣れるだろうという楽観的な思いがありました。これは転職を繰り返しているうちに、どこの会社の文化に対しても適応能力が付いてきていたからだと思います。ただ結局のところは、どんな人と一緒に働くかだと思うので、究極のところは運なのではないでしょうか。

 

いよいよ野村證券との統合へ

 

野村證券による買収が発表された後、数ヵ月後にはそれぞれの部署が実際に野村證券のオフィスビルに移って業務を再開することになるとの発表がありました。リーマンブラザーズのファイナンス本部が野村證券のオフィスビルに移動したのは翌年の1月からでした。2008年9月に破綻をしてから2009年1月に野村證券のオフィスに移り業務を再開するまでの4ヵ月間は、何もすることがありませんでした。当然、買収に関わっていた上層部の方々や、会社の整理に関わっていた方々は今までになく忙しい日々を過ごしていたと思いますが、一般の社員は会社が破綻したために日々の業務が無くなりましたので、暇な毎日を過ごしていました。そんなある日、私のチームが合流することになる予定だった野村證券のチームの方からお電話を頂きました。電話越しではありましたが、非常に話しやすく感じの良い方でした。この電話で何となく抱えていた不安が小さくなっていったのを覚えています。

 

そうこうしているうちに数ヵ月が経過し、いよいよ野村證券のオフィスに移動する日がやってきました。

 

ちなみにリーマンブラザーズは9月に破綻したのですが、通常だと毎年昇進・昇給の発表が10月か11月にありました。私はアソシエイトというタイトルで入社したのですが、破綻した年の昇進リストに載っていたようで、アシスタントヴァイスプレジデントになることができました。その年に昇進が決まっていたリーマンブラザーズの社員は、野村證券への統合の際にもそのまま昇進となるように合意がなされたようです。非常にありがたいことだと思いました。ただ破綻したということもあり、昇進したにもかかわらず昇給はほんの少しでした(破綻したにもかかわらず、予定通り昇進できたのはありがたいですが)。昇進したにもかかわらず、外資系証券の同職種・同タイトルの平均年収よりも結構低くて、少しがっかりしたのを覚えています。しかし、それ以上に無職にならなかったことがありがたかったです。

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 danshu

リーマンブラザーズ証券、野村證券、モルガンスタンレー証券など10回以上の転職を経験。実体験に基づいたリアルな情報を発信していきます。

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