転職ノウハウ

面接テクニック「準備」「ノウハウ」「ポイント」 ~その②~

 

前回に引き続き面接の準備と心得について書いていきます。

 

面接に備えて想定問答集を準備する

 

まず行うことは面接に備えて想定問答を作ることです。面接慣れしていない人がぶっつけ本番で成功するほど面接は甘くはありません。スピーチが得意だと思われている人ほど入念に準備をしてその場にのぞむと言われているので、スピーチが苦手な人はさらに時間をかけて準備をする必要があります。

 

準備といっても何か特別な事をするわけではありません。ワード等のツールに想定問答を用意するだけです。まずは面接官の聞いてきそうな事を書きだし、それに対しての自分の回答を書き出します。面接官の聞いてきそうな事については、初めて転職面接に挑む人は自分の経験を基に書き出す事はできないので、本でもインターネットでもよいので面接官に聞かれそうな事を調べて、それを書き出していきます。それに対して自分がベストだと思う回答を書き出します。あとはそれらを全て暗記することです。

 

私の場合、想定問答は箇条書きにはせず、全部文章で書きだし丸暗記しました。ドラマや舞台の台本のように丸暗記をするのです。

 

特に面接を受けた経験が浅い頃は面接中にアドリブはきかないので、想定問答は全て書き出して丸暗記しておく方法をお勧めします。理由としては箇条書きだとどうしても事前練習をする際に重要なワードが漏れてしまう場合がありますし、練習の際に話す内容が都度変わってしまい自分がベストだと思う流れやキーワードが頭に定着しないからです。文章の丸暗記ですと、練習の際に毎回同じ文章を読むわけですし、話の流れや含むべき重要なキーワードが頭に定着しやすくなります。実際に面接の回数をこなし場数を踏んでいくうちに、自分の中の回答が頭に定着してくるようになるので、そのレベルに達したら事前準備は箇条書きでもよいでしょう。

 

私の考えるところ、最終的には以下の三点を抑えておけば、あとはそこからの派生で面接官からの質問には答えられるようになります。ただし、最初の頃は以下の三点以外にも考えられる質問は全て文章にして丸暗記をしておいた方がよいでしょう。以下の三点を抑えておけば大丈夫というのは、あくまでも面接に慣れてきてからの話です。

 

  • 自分の経歴とその中でやってきた仕事
  • それぞれの転職における転職理由
  • 自分のできることとできないこと

 

以上の三点について自分の中で掘り下げておけば、面接中の質問に関してはほとんど答える事ができます。完全に同じ質問ではなくても、大概の質問はこれらからの派生の質問です。例えば、転職したら転職先の企業でどのような仕事をしたいかを事を聞かれるケースがありますが、その場合でも「それぞれの転職における転職理由」につてい掘り下げて考えておけば、そこから答えを導き出せるはずです。また、チームマネージメントの有無や苦労した事を聞かれるケースがありますが、その場合は「自分の経歴とその中でやってきた仕事」がしっかりと分かっていれば問題なく回答ができます。

 

面接ではこちらからの質問も重要なポイントとなる

 

面接官からの想定問答集の作成が終わったら、次はこちらからの質問集を作る作業です。

 

私はこの作業が非常に重要だと思っています。

 

どのような質問をするのかは人によると思いますが、私は企業規模や面接官によって質問内容を変えるべきだと思っています。例えばですが、大企業のマネージャー職を受ける際には、面接官は人事部や採用部門の部長などのケースが多いかと思います。恐らく部長より上の役職の人が出てくることは無いでしょう。そういった人たちに会社全体としての経営戦略や長期計画について細かい質問をしても、相手も詳細までは知らないケースが多いと思います。決してそういった質問をするなと言っているわけではなく、そういった質問を必要以上に細かく聞いても相手も的確に答えられないのです。そうすると相手があなたから受ける印象としてはボヤっとしたものになってしまいます。さらにいえば、マネージャー職の人間が大企業ですぐに経営にかかわる事はまずありませんので、そういった質問ばかりをしていると地に足がついていないと思われる可能性もあります。一方で部門の抱える課題、日々の業務、部門の構成など、その部門についての質問をすれば、面接官も答えやすいですし的確な回答を得る事ができます。会社規模の質問をするのは決して悪い事ではないですが、私はそれ以上に地に足が付いた質問をすることが大切だと思っています。当然ながら業務に関連する質問をすることにより、会話の流れの中であたなが今までに成果を上げた小話を盛り込んでアピールすることもできます。それを会社全体のスケールが大きい質問ばかりしていたら、あたなの日々の業務での成果を盛り込む機会が無くなってしまいます。

 

一方でベンチャー企業の面接を受ける場合は話が変わってきます。少人数のベンチャー企業ではそれぞれの社員に対して、より経営的な視点が求められるので、経営的な質問をするのが有効な場合があるかと思います。平社員の採用面接であっても社長が面接官として出てくる場合も珍しくはないでしょう。

 

このように企業規模や出てくる面接官によって質問の内容は考えるようにしましょう。

 

面接の想定問答集は黙読と音読をすべし

 

さて、想定問答集が完成したら、次は実際の練習です。自分の準備した想定問答集を読むだけの作業ですが、この時に黙読と音読の両方を行いましょう。これは黙読と音読にそれぞれ異なる効果があるからです。ネットで調べると色々と違いを説明しているサイトがありますが、私の体感からお話すると、内容の理解のための土台作りには黙読が有利であり、音読をすることでそれが定着しやすくなったと感じています。まず黙読により書いてある内容とその意味をじっくりと理解します。その作業が終わった後で音読をすることにより、聴覚も刺激され、記憶がより定着ると私自身は考えています。音読の別の利点としては、声に出すことで、より本番に近い練習ができます。当然面接では覚えた事を黙読するわけにはいかないので、発声をする必要があります。また、実際に音読をしてみれば分かるのですが、声に出すことで気が付く事も多々あります。

 

私は以上の準備をきちんとした上で面接にのぞむようにしていました。次は実際の面接で気を付けることを記事にしたいと思います。

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リーマンブラザーズ証券、野村證券、モルガンスタンレー証券など10回以上の転職を経験。実体験に基づいたリアルな情報を発信していきます。

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